まくんの音楽ノート

自由気ままに音楽とプログラミング

音楽理論基礎:音程を覚えよう

今回は音程の話です。

音程は(調性)音楽において最も基本となる考え方です。 そしてそれはクラシックでもポピュラー音楽でも同じです。

結果的に理由もない暗記で済まされる内容ですし、丸暗記できる量の内容です。

しかし、ふと振り返ると意外とわからない不思議があります。 長・短、完全、増・減という言葉の違いは何なのか。 どんな理由で言葉の使い分けをしているのか。

ふと思うとよくわからないこの疑問に答えられるよう、 音程の考え方の背景から、がんばってまとめました。

  • 音程を覚える前に
    • 結局、半音何個分高いのかを表している
    • 名前の付き方には2つの理由がある
      • 7音音階の分類がしたかった
      • もう一つの理由は、楽譜文化の名残
  • 音程を覚えよう
    • 音程は高くなる方向しか考えない
    • 完全がつく音程
      • 完全1度
      • 完全4度
      • 完全5度
      • 完全8度
      • 完全がつく音程の転回
    • 長・短がつく音程
      • 短2度と長2度
      • 短3度と長3度
      • 短6度と長6度
      • 短7度と長7度
      • 長・短がつく音程の転回
    • 増・減がつく音程
      • 増・減は何にでもつけられる
      • 特に重要な増4度
    • 重増・重減がつく音程
  • 音程が重要な理由は、曲のキーにあり
    • 音程で表せば、曲のキーは関係ない
  • まとめ
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音楽理論:解釈は人それぞれ

音楽理論を勉強するとは、なんでしょうか。

ここでは、音楽理論を勉強する前(途中でももちろん)に知ってほしいことを書きます。

  • 音楽理論の解釈は人それぞれ
    • どう解釈して、どう使う?
    • こうしなければいけないというルールはない
  • 音楽理論を学ぶメリット
    • 音楽理論はコミュニケーションツールになり得る
    • 音楽体系の土台になる
  • まとめ
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三角関数 その2:単位円、学べ、絶対!

今回は単位円の説明です。

単位円は三角関数を学ぶ上で、非常に便利なツールであり、学ぶ価値が十分にあります。

さらに、周期関数であることなど、三角関数の本質を理解するのにとても役立つ考え方でもあります。

そんな便利な単位円についての記事になります。

  • 単位円、絶対!
    • 魔法のツール、単位円
    • 単位円を見てみよう
    • よく出てくる角度で単位円を見てみよう
    • よく出てくる角度の値は、大きさで見る!
    • 頭の中で単位円をイメージしよう
  • 単位円のおまけ
    • なぜ半径が1なのか
  • まとめ
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三角関数 その1:三角比から三角関数へ

今回は三角関数の基本です。 教科書的な話になると思います。

  • サイン、コサイン、何に使う?
    • 高校数学のテキストでは
  • 三角関数の超重要な性質
  • とりあえず勉強として、三角比
    • 三角比の定義
    • 三角比の覚え方?
  • 三角比から三角関数
    • 三角比を拡張しよう
  • まとめ
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スケール:CメジャースケールとAマイナースケールの違い

今回はスケール,特に平行調に関連した話です.

この話は,筆者がスケールの勉強を始めた頃を振り返ってまとめたものです. 文字ばかりですが,良ければ読んでいってください.

この記事ではCメジャースケールとAマイナースケールを代表させていますが, DメジャースケールとBマイナースケールなど,構成音が同じになる2つのメジャー・マイナースケールについても同様です.

  • 先に結論
  • そう考えるに至った経緯
    • 変に勘がよかったのが仇になった
    • 素朴な疑問
      • 一応,現在の筆者の回答
    • 思いつくフレーズに限界を感じた
  • まとめ
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音律:平均律

今回は平均律(十二平均律)についての説明です。

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